ドリス・ヴァン・ノッテン DRIES VAN NOTEN:1985-(BELGIUM)

ドリス・ヴァン・ノッテン DRIES VAN NOTEN:1985-(BELGIUM)

ドリス・ヴァン・ノッテンの名が最初に国際的に知られるようになったのは1986年ロンドンで行われた「アントワープの6人」展だ。アントワープ王立美術アカデミーで学んだアン・ドゥムルメステール、ウォルター・ヴァン・ベイレンドンク、ダーク・ビッケンパーグ等、当時は無名だったが、今ではパリコレの実力派として力を発揮しているデザイナーたちと共にメンズ・コレクションを発表した。(2017年08月17日 最終更新)

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2001年アントワープはファッション都市宣言をし、アントワープ王立美術アカデミーを中心とした多くのイベントを催して注目をあびている。ドリスはそのアントワープ出身。同時期、才能に恵まれた仲間と学んだことがまず彼の基本にはある。1958年生まれのドリスの家業がテキスタイルであったことも無視できない。王立美術アカデミーファッション科に在学中には、すでにベルギーとイタリアのブランドのコレクションも手がけている。また81年に卒業後は、クリエイティヴ活動だけでなく、生産、流通等ビジネス面での仕事にも従事した。
86年の「アントワープの6人」展のメンズはすぐにバーニーズ・ニューヨーク等の注文を受ける評価を得た。そして89年にはアントワープにメンズ、レディスだけでなくアクセサリー等も加えた彼の世界を表現するブティックをオープンさせている。そうしたビジネス基盤を確立した上で91年にまずパリのメンズ・コレクションに参加。93年10月には初のレディス・コレクションを発表。最初のコレクションから現在まで一貫しているのは、繊細なエスニック、またはオリエンタルな雰囲気を巧みに現代的にアレンジしたエレガンス、スパンコールや手のこんだ刺繍が施された、あるいは凝ったジャガード織のテキスタイルを用いた現代性で、他のアントワープ出身デザイナーたちのアバンギャルドとは一線を画している。加えて微妙な透明感のある色彩感覚にも独特のものが貫かれている。
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