SOSU MIHAARA YASUHIRO ソスウ ミハラ ヤスヒロ/三原康裕:1999-(JAPA

SOSU MIHAARA YASUHIRO ソスウ ミハラ ヤスヒロ/三原康裕:1999-(JAPA

靴は足の延長として身体を支え、歩く道具として機能する必要性に加え、ファッションとしての美しさも欲求される。「SOSU MIHARA YASUHIRO」は、デザイナーである三原康裕の職人的なテクニックと造形力が巧みに活かされた、見て良し履いて良しの靴のブランドである。(2017年08月17日 最終更新)

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そのテイストは服にも共通して現れており、バランス感覚に富んだコンテンポラリーなブランドとして、若者を中心に服の評価も高まっている。
三原康俗は1972年に福岡で生まれ、1994年に多摩美術大学染織学部在学中から靴作りを始める。初めての作品は、手作りの木型を持ち込み、浅草の靴職人に作ってもらったという。以後、独学で靴を作り続け、1997年に「MIHARA YASUHIRO」を創設する。「靴をトータルに考えたい」との思いから、1999年秋冬コレクションよりメンズ、レディスのウエアをスタートさせ、同年SOSU社を
設立し、青山にあったショップを表参道に移す。SOSUの名前は、数学の素数に由来したもので、これ以上割り切れないという意味が込められている。
「MIHARA YASUHIRO」の靴を見ると、どのようにできているのだろうと、手に取って上下左右しげしげと観察したくなる。細かな襞を寄せたムラ染めスエードのブーツ、細長く引き裂いた皮をメッシュにして甲を覆うパンプスなど、素材加工の追求心が発揮される。微妙なカーブ、ヒールの位置や高さ、角度などの繊細なバランス。つま先と腫がホールドされ、土踏まずにソールが無い靴などの独創性の高い靴も多く、それでいてしっかりと足を被い靴としての機能は十分保持されている。
服においても、ハンドプリントのスカート、レザーとツイードを組み合わせたブルゾン、ニットとスエットのドレスなど、レザーを中心とするオリジナルの素材開発と、その'組み合わせに独自の感覚を反映させ、リラックスできてモダン、かつエレガントな服が特徴である。
さらに、ロンドンの気鋭デザインチーム「TOMATO」とのコラボレーシヨンによる靴の発表や、スポーツブランドPUMA」とのダブルネームによるスニーカーやTシャツ作なども手がけ、アートやスポーツとファッションとの融合にもチャレンジしている。
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