ヴィクター&ロルフ Viktor&Rolf:1993-(NETHERLANDS)

ヴィクター&ロルフ Viktor&Rolf:1993-(NETHERLANDS)

ヴィクター・ホルスティング(Viktor Horsting:1969-)とロルフ・スノーレン(Rolf Snoeren:1969-)がユニットを組み、1993年に設立したブランド。(2017年08月17日 最終更新)

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ヴィクター&ロルフ
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原子爆弾のキノコ雲からイメージしたイヴニング・ドレス、何層にも重ねたロシアの人形のドレス、ト大小さまざまな鈴を縫いつけた作品などで、パリ・
オートクチュールに波紋を投げかけた。ファッションの領域を広げる実験の坊とも言えるようなショーや展覧会、CD'ROMや出版物の制作など、既存のファッション・システムを越えるような発表方法は独自性に富んでいる。
アムステルダムに生まれた彼らは、1988~92年、アーへンの美術学校ファッション学科出会った。。93年の南仏イエールのモード・フェスティバルでプレス賞、レディス部門最優秀賞など三賞を獲得。ヴィクター&ロルフはコンセプチユアルな発想と多様なアプローチによって、まずは名前とイメージを確立することを目指し、94年パリ近代美術館とニューヨークのPS.1においてインスタレーション「愛
の冬」、96年アムステルダムの卜ーチ画廊において「デザイナーの必」など美術以外にも数多く参加し、またヴィデオによるコレクション発表をおこなった。そのため、デビュー当初はファッションかアー卜かと物議を醸していた。
ようやくファッション・ブランドとして認知されるのは、98年春夏パリ・オートクチュールへ参加した頃から。自由に表現できる場であるという理由で選んだオートクチュールの檜舞台で、着られる衣服を作ることができることを説明した。肩や胸が異様なまでに大きく張り出した「原子爆弾シルエット」(98年秋冬)では、中の詰め物をとるとしなやかなドレープのコートやブラウスに様変わりする作品だった。回転台に乗った1人のモデルに次から次へと服を重ね、ロシアの人形バブーシュカに見立てた作品(99年秋冬)、21世紀の未来を告げる・音として何千という鈴を縫い込んだ作品(2000年秋冬)など、次々と溢れ出るアイディアと、それを支える高度な技術によって認知され、伝統のオートクチ
ュールを揺さ振った。その結果、実を結んだのが2000年秋冬から始めたプレタポルテである。ヴィクター&ロルフという総合的なブランドの確立を目指し、オートクチュールという限られた世界からプレタポルテへ進出し、いつかはメンズや香水まで着手しようとしている。21世紀のファッションを牽引引するブランドとなるだろう。
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