ドルチェ&ガッバーナ DOLSE & GABBANA:1985-(ITARY)

ドルチェ&ガッバーナ DOLSE & GABBANA:1985-(ITARY)

1958年パレルモ生まれのドメニコ・ドルチェと、1962年ミラノ生まれのステファノ・ガッバーナの二人によるブランド。ドメニコの父はシチリアで縫製工場を経営しており、ドメニコはそこで服づくりの基礎を学ぶ。2人は、1980年にミラノでデザイナーのアシスタントをしている時に出会い、その2年後に独立。1985年にミラノで初のレディス・コレクションを発表(2017年08月17日 最終更新)

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1990年にメンズ・コレクションを発表する。1994年、イタリアのイッティエレ社からセカンド・ラインである”D&G”を発表する。
しばしばドルチェ&ガッバーナのデザインのルーツであると称される「シチリアの女」とは「官
能的で強い女」のことである。その姿は、黒や赤といった色使い、コルセットできつく絞められた服、アウターとしてつけられたブラ、レオパード柄に代表されるアニマル・プリントなどで表現されてきた。そのスタイルは「モダンバロック」とも評される。しかし、彼らのデザインで特筆すべきは、そのようなセクシーで芯の通った女性像を表現する際に、過去と現在そして未来が大胆にリミックスされている点である。フェリーニの「甘い生活』やネオリアリスモの映画の数々からの引用がデザインの基調となることもあれば、ヒッピーやバロック様式、フォークロアや30年代のマニッシュ・スタイルといった題材が取り入れられることもある。それら懐古的なテーマがマジック・テープやビニール素材、ミラー加工素材などと組み合わされて出現することとなるのだ。このような過去の意匠と現代のテクノロジーの融合が、機知とユーモアをともなって、彼ら独自のスタイルを生み出す結果となっている。
セクシーさばかりが強制されがちであるが、彼ら自身は「軽快さとシンプルさを最も重視する」と語ってもいる。その言葉通り90年代後半からは、彼らのデザインはそれまでの強い官能性を脱却し、よりシンプルで上品なセクシーさへと移行することとなる。
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