アラン ミクリ ALAIN MIKLI:1978-(FRANCE

アラン ミクリ ALAIN MIKLI:1978-(FRANCE

アランミクリは【見るための見られるための眼鏡】をコンセプトに1978年にアランミクリが創立したフランスを代表するアイウエアブランド。(2017年08月17日 最終更新)

カテゴリ:
ブランド
服を毎日着替えても、見慣れた顔は取り替えられない。化粧や髪の手入れには時間と技術を要求される。しかし「アラン ミクリ」の眼鏡があれば、現代的なエッセンスとユーモアを、私たちの顔に瞬時に付加することができる。「アラン ミクリ」はそれまでファッションの流れの枠外にあった眼鏡を流行と呼応させ、眼鏡に現代的な感性を持ち込んだ。色鮮やかなフレーム、新鮮な素材使い、左と右が非対称の大胆なフォルムなど、眺めて楽しく、使って機能的な「アラン ミクリ」の眼鏡は、先鋭的なファッションに身を包む人々の必需品となった。
1978年に始まった「アラ ンミクリ」は、80年代に急成長する。男性にひけをとらずに働く女性に熱い注目が集まった80年代、眼鏡はそれまでの負のイメージから脱却し、知性を演出するために必須のアクセサリーとなった。87年初めてのブティックをパリに開店。88年ニューヨーク、89年東京と世界に店舗を増やす。さらにスタルク、ジル・サンダー、イッセイミヤケなどとのコラボレーションにより、現代デザイナーの最新ファッションに呼応する、コーディネートの一環となる眼鏡が生み出されている。
デザイナーのミクリは1955年フランス生まれ。76年パリ・フレネル眼鏡学院卒業後、眼鏡店勤務を経て独立。既存の眼鏡店にはなかった20色のカラフルなフレームを作って好評を得る。78年人気デザイナー、シャンタル・トマスなどのショー用に眼鏡およびサングラスをデザインし、大きな反響を呼び、自らのブランドを立ち上げた。
1998年、「アラン ミクリ」は「アラン ミクリ ヴェットマン」を発表し、服のデザインにも進出した。服のブランドが眼鏡を手掛ける事例は数多くあったが、その逆はほとんど見当たらない。眼鏡というブランドが、ブランドとしての大きな力を発揮したわけで、それは快挙と言ってもいいだろう。さらに2000年には眼鏡フレームにCCDカメラを装着し、目線での画像を撮影、録画する「ミクリ ヴィジョン」を開発。21世紀の眼鏡の新しい方向性を探ろうとしている。